【四日目】 私はあるところに一人、立っている。 どこかは全く分からない。 あたりを見回してみても、誰もいない。 誰もいない空間に一人……。 ――とんっ 後ろから軽く押された。 ……その瞬間、私が立っていたはずの地面が崩れ始め、 私は奈落の底に落ちた。 ――――……ところで、目が覚めた。