異常な睡魔が襲ってきて寝ちゃったんだっけ。



「ほのか!早く学校に行かないと遅刻よ!?」


「わかってるってば!」



私はブラシで髪を整えながら、カバンに教科書やノートをつめこんだ。



朝ごはんは食べてる時間なんてないし―…

お弁当は購買部で買えばいっか。



「いってきます!」


私はダッシュで家を飛び出した。