好きだ。






ついに、、





ついに…!!!!!!








「南が帰ってきたよぉーーーー」


「はいはい、よかったね笑」






南が今日、ついに修学旅行から帰って来た。






1週間ぶりの南。




あの電話の南が忘れられない。












どんな顔するんだろ、お土産くれるかな…





そんな浮かれたことを考えた。









少し緊張しながら、そっと職員室の扉を開けると…










「よぉ!」







こちらに気づいた南は、ニカッと笑った。







少し焼けたのかな?南は前よりも少し黒くなっていた。








「ひさしぶり!!!お、おみやげもらいにきた!笑」




「はぁ?笑 お前はほんまに図々しい奴やなぁ」









そう言いながらカバンをゴソゴソと探し出す南。







そういいながらもちゃんと用意してくれてるんだね。






また南にキュンとした。








「ほい、やるわ」






そう言って私の手に置かれたのはシークワーサー味のグミだった。








「わぁ!ありがとう!!」










うれしい…私のために買ってくれたんだ…






それだけですごく嬉しくて、ニヤニヤが止まらなかった。