「でもあの時のオヤジめちゃ怒ってたな(笑)」

「それは、もう大変でございました…;」

その時を思い出したのがセバスチャンが額の汗を拭う



「あの時セバスチャンがオヤジを説得したんやったな…」



「…いえ…私は、何も…後に聞いたお話ですと、奥様が旦那様をご説得なさったと…」


「エッ?小百合が?」


「桐斗様!お母様ですよ。」


「…あんな人オカンちゃう…」