麻衣ちゃんが玄関へと走る。

あたしも、この部屋から逃げる感じで、麻衣ちゃんについていく。

綿子さんは叫ぶのをやめて、ボソボソと独り言をつぶやいている。

救急車が、家の前で停まった。