〜教室〜

ども。天宮誠こと仁竜寺静那っす。
実は今、とある事情で男装してます!
もちろん、学校には許可もらってるぜ?
俺はいつも一番乗りで学校にいます!毎日、教室(3階)の窓から登校する生徒をみて、人がゴミのy[ム○カ]ゲフンッゲフンッ今日も平和だなぁとつくづく思うな。
で、いつも2番目に来るのが…

「おはy…なんだ天宮か」
『悪かったな美波じゃなくて』
「いやいや、確かになんだーとは思ったけど」

こいつじゃない。断じてこいつじゃない。こいつは笠原要。
本来なら美波が来るはずなん「遅れたぁぁああぁあ ゲホッゲホッ大声出しすぎた」

これが本物。(その言い方まるで俺が偽者みたいじゃないか!by要)うるさいなぁ。

「おはよう美波!」
「おはよう要」
だきっ

『何故抱き合う必要があるんだ』
「「カレカノだから?」」

疑問系かよ

「誠、羨ましいんだろ!」
『んなんじゃねぇよ』
「誠も早く彼女作っちゃいなさいよ」
『んなもんいらねーよ』

俺、女だし?

「またまたー。お前、女選び放題なんだから彼女の1人や2人くらいいたっていいじゃないかー」
『俺を女たらしみたいにいうな』
「でも天然よね?」
『どこが?しかも、俺のどこがモテるっていうんだ』
「こういうところが天然よね?」
「確かに。というか誠。お前、モテないって言うんなら先月何回告白された?」
『えーっと…1、2、3、4…16回だったかな…』
「これのどこが」
「モテないっていうんだか」
「「逆に気付かないってのが不思議だね/不思議だよな」」

そうかな?そうは思わないけど。
と、話している内にチャイムがなった。