休み時間萌絵に秀也のことを相談してみた…。

「それって恋じゃない?」

恋…?


「絶対恋だよ!!」



恋なのかな…?


「ゆえ、頑張って♪」

「うん…。」

「じゃあ、また後でね」


萌絵がいってしまった。

頑張ってって言われて、うんっていったもののどう頑張ればいいんだろう…。






ゆえ?学校遅刻するわよ!?
お母さんの声て目が覚める…。
昨日はアイツのことで頭がいっぱいで寝れなかった…。

そういえば、いま何時?
時計を見る。

「ヤバッ。もう遅刻じゃん。」






急いで準備をする…。



「いってきます。」


ヤバい、急がなきゃっ!!

なんとか校門の鍵がかかってなくてギリギリセーフ!

「ハァハァ…。」



「君も遅刻?」


「えっ!?」



後ろを振り返ると秀也がいた。


夢…?


「俺、秀也よろしくな!」

知ってるよ…。


「遅刻仲間ってことで!!名前は?」



「ゆえです…。」


緊張するぅ。


「ゆえちゃんか ゆえって呼んでいい?」

「はっはい。」