戦友あるいは同胞。 亮と未央子は互いにおそらく、そのような存在だった。 同じ影を追い、傷を負い、そして立ち向かった。 しかし、その関係は今終わる。 二人とも、過去に捕われていては生きていけないことを、もう知っていた。 ステージの上と下で、お互いの笑顔を目に焼き付ける。 ここからは、別々の道を歩くのだ。 きっと、もう二度とここへは帰らない。