「だから、もう三ヶ月くらい前のことかな…」
照れくさく笑って梨乃にいう。
梨乃はもうこれ以上なんて言えばいいかわからなかった。
必然的に二人とも無言になった。
沈黙をやぶったのは愛美だった。
「梨乃は…、応援してくれるよね?」
「応援してくれないの?」
「…ううん!応援するに決まってるよ!がんばってね!愛美!」
梨乃はぎこちなかったけど笑顔で愛美に言う。
「ありがとう!うれしいっ!あたしがんばるね!元気でてきた!あたし部活先いっちゃうね!」
「え、あ、、」
愛美は走って行ってしまった。
「愛美…」
