俺は、ユナは寝ているだけだと

信じていた。


なんで他のみんながユナのまわりで

泣いているかわからなかった。




たぶん、俺は全身でユナの死を

拒否していたんだろう。




亜由と、俺と、ユナと3人で

これから築こうと思っていた未来が

俺にはあったから。



信じれなかった。

信じたくなかった。




彼女が…俺一人をおいて

逝ってしまうなんてコト。