笑顔で女医さんに言われた。 やっぱり… 「産みますか?」 「産みます!」 産むに決まってんじゃん。 飛鳥の子だよ? たとえ飛鳥が反対しても… あたし絶対に産むから!! ――プルルルルル… 『ん?ユナ?どした~?』 「えと、その…今ヒマ?」 『うん。ヒマ。 てかユナどこいんの?』 「あのさ、話あるんだ… ウチ来てくんない?」 『いいよ。俺も話あるし』