「おじゃまします…」 飛鳥とヤるのはちっとも嫌じゃない。 むしろ嬉しいくらい。 はじめてを大好きな人に捧げる。 女としてこれ以上のコトはないよ。 でも… 「なんか飲む?」 「や、いい」 哀しいのは、飛鳥があたし以外の 女を知ってるというコト。 あたし、変だよね? 飛鳥から聞いたワケでもないのに。 でも、わかるんだ… 「ユナ……」 いつの間にか目の前にある 飛鳥の顔。 息がかかる。