―ピピピピピ


きょうも、あたしは目を覚ます。


そして、優哉のいない現実と

向き合う。



今、あたしが好きなのは

飛鳥なのに…


どうしても、どうしても

忘れられない。







…中途半端な毎日。

そんなある日、飛鳥が言った。



「ユナ、きょう家来る?」