完全無欠残念男子


彼と私は歩道を全力疾走していた。


「ごめん、遅刻しちゃうかもな…、走らせちゃって悪い…疲れたらおんぶするから」

「おんぶした方が遅れるからいいよ」


こんなダメダメな王子様。

私が彼を愛している理由は、付き合っていない頃までさかのぼる。