「本当、ごめんな!」

謝り直してくれた陽太君。


「お腹に当たったみたいだけど…
うん。大丈夫だよ。」


「良かったぁ!」


心配してくれてたんだね。桜ちゃんも、陽太君も。





「イタッ…なんか、急に痛くなかったですけど……」


そこへ、保健の先生が来てあたしに言った。


「須田さん。今日はもう、早退して、家でゆっくり休んだ方がいいわ。」


「えっ…お腹が痛いだけなのに、早退ですか?…」