真新しいセーラー服を着てママと一緒に
車で丘の上にある中学校へといった。



「かほー‼何組だったぁー⁇」

車からでた瞬間、はぁーはぁー息をきらしている小学校からの友達「優」に腕を掴まれ何組かを聞かれた。

着いた直後に言われても、わかるはずがない。


「今、きたばっかだから分かんないっ笑」
私がいったら、
「あー、そっかぁー笑、えへへ。ごめんね。ゆうはね、2組だったよ☆」


ぱっちりで大きな二重の目を三日月形にして笑いながらいう。
いつみても、かわいい。
身長は、私と同じぐらい小さいのに優は、私なんかよりもはるかにかわいい。
透き通る白い肌をもつ持ち主は、頬をほんのりピンクにしている。
髪は、細くてサラサラだ。長いストレートロングの髪型はセーラー服にあっていた。


1つ残念なのは、手首のセーラー服のボタンをとり、セーラー服を腕まくりしていたことだ。いくら、暑くてもさすがに腕まくりはだめだろう。

そう、思いながらかわいい友達に連れていかれるままにクラスをみにいった。