「ごちそーさん」



「お皿あたしが片付けるのでそこに置いておいて下さい」



「そっ、ありがとさん。


あっうまかったよ、冷やし中華…

サンキューな」



頭をポンポンってしながら言われた…



「ど、どういたしまして」



「俺、これから仕事するから静かにしてくれ。

お風呂も先に入っていいから」



如月さんはパタパタ階段を登っていってしまった。




久し振りに誰とご飯を食べた。


ほめられた。


胸が温かい。


そして


ドキドキする。