女子達の歓声の原因が分かっている私は、黙って体育館のステージに寄りかかってCチームとDチームのメンバーを眺める。
隣に立っていた笑奈が、何かに気づいたかの様にポンッと手を打った。
「ああ……!葵は彼の事言ってたのね!」
「当たり」
笑奈が言う“彼”とは、三船 月模《みふね つきも》君の事。
「月模、頑張ろうなーー」
「おお、絶対勝つぞ」
今味方のCチームの五十嵐 達寛《いがらし たつひろ》君と会話していた、黒髪の男の子の事です。
「三船君頑張ってーーー!」
「Cチームファイトーーー♪」
隣に立っていた笑奈が、何かに気づいたかの様にポンッと手を打った。
「ああ……!葵は彼の事言ってたのね!」
「当たり」
笑奈が言う“彼”とは、三船 月模《みふね つきも》君の事。
「月模、頑張ろうなーー」
「おお、絶対勝つぞ」
今味方のCチームの五十嵐 達寛《いがらし たつひろ》君と会話していた、黒髪の男の子の事です。
「三船君頑張ってーーー!」
「Cチームファイトーーー♪」



