「笑奈、今私達AチームとBチーム戦ったよね?次の試合、どことどこだっけ」


「えーーーっと………CチームとDチームだった様な……」


笑奈がポツリと呟いたとほぼ同時に、またホイッスルが鳴る。


「次の試合はCチームとDチーム!!お互いに礼して!!」


先生が次に試合をするCチームとDチームのメンバーに、真っ直ぐ呼びかけた。


「「「キャーーーーッ!!」」」


先生の言葉が終わった直後、何人かの女子生徒達が黄色い声を発する。


「っ!?な、何!?」


タオルで汗を拭いていた女裕は、驚いてタオルを取り落とした。