心配で心がざわつく私に、月模の気恥ずかしそうな声が届く。


「その……星がキレイだから、一緒にオレの部屋で見ようかなって誘いに来たんだけど………やっぱりいいわ//////」


そう言うと、クルリと背中を向けてまたまた2階に行こうとしたヴァンパイア君。


テレているのか、耳まで微かに赤く染まっていた。


「……ブハッ!いいよ月模、一緒にお星様見よう!」


最近デレ度合いが増してきて一見クールなイメージなのに、こういうキザっポイのが苦手な月模に、堪らず吹き出す。


案の定月模はアタフタと慌てたけど、無視してやった。