もうすぐ夏休みに入って、1週間が経とうとしていた。


今日も朝からお日様は私達人間を焼き殺す勢いで、日光を放出しまくっている。


「……で、ここをこう訳すと……」


「あっ!そっか分かった!」


私と三船君は家のリビングで、夏休みの宿題に勤しんでいた。


ちなみに私は英語で、三船君は数学の宿題。


私は数学が5教科で1番得意な為、三船君の宿題を見ていた。


逆に英語は三船君が私に教えてて、結構分かりやすい。


「うん、三船君このプリント全問合ってるよ」


「マジ?葵教えるのウマイよな。お陰で助かるわ」