急な出来事で、しかも男の子の力で引っ張られたから、私は抵抗出来ないままついて行く事しか出来ない。
「オイコラ!誘拐犯!また前橋襲ったらただじゃおかねぇぞ!!」
「翔瑠……いい加減、ちょっと黙ろっか」
保健室では、残された加納君と五十嵐君がギャーギャー喚いていた。
イヤイヤ……喚いているのは、加納君だけか。
「ねぇ三船君。私やっぱり1人で帰るよ…だから腕離して?」
私はクツを履き替える為に下駄箱で立ち止まった隙に、三船君に訴えてみた。
もし誰かに見られたら、私もう明日から学校来れない………!!
「オイコラ!誘拐犯!また前橋襲ったらただじゃおかねぇぞ!!」
「翔瑠……いい加減、ちょっと黙ろっか」
保健室では、残された加納君と五十嵐君がギャーギャー喚いていた。
イヤイヤ……喚いているのは、加納君だけか。
「ねぇ三船君。私やっぱり1人で帰るよ…だから腕離して?」
私はクツを履き替える為に下駄箱で立ち止まった隙に、三船君に訴えてみた。
もし誰かに見られたら、私もう明日から学校来れない………!!



