そ、そんな事したら、もし誰かに見られたら私、三船君ファンにイジメられる!!


それに同居してるの女裕と笑奈と五十嵐君と加納君以外には隠してるのに、バレちゃうかもじゃん!!


「あ、あのどうか三船君は五十嵐君と加納君とお帰り下さい!私は1人で帰ります!」


想像しただけでゾッとする事態だけは、どうしても避けたい!


私は急いで五十嵐君が持って来てくれたカバンを持って、立ち上がった。


しかし途端に足に力が入らなくなって、ガタンとイスに手をつく。


「ま、前橋さん!?大丈夫!?」


五十嵐君の慌てた声が、保健室に響いた。