な、なんて言うんだろう?心地よいマッサージ効果のある注射を受けている様な……そんな感じ?


自分で言っといて何言ってんだかよく分からないけれど――――…気分は悪くない。


逆にちょっと頭の中がポヤ~~~ッとして、フワフワ空に浮いている様な気分だった。


「三、船…君……」


目線を降ろせば、三船君の少し左右に跳ねてる黒髪がすぐ傍にある。


私は無意識に、三船君の制服を両手で握りしめていた。


「――――あっ……」


………ギャーーーーッ!!


何今の!変な声出しちゃったよ~~~~っ!!(泣)//////