それからすぐ、女裕達4人は帰宅。


女裕は私達がDVDを観ている間ずっと五十嵐君とリビングで話していたので、なんか仲良くなっていた。


「じゃあね、葵、三船君」


「バイバイ前橋さん。また明日ね」


「あ……サヨウナラ………」


私と三船君で4人を見送った後、フラフラとした足取りでリビングに行く。


ソファーに力無く座ると、三船君もリビングにやって来た。


「大丈夫か?葵。お前実はホラー系苦手だろう?ムリすんなよ」


「笑奈は怖いの得意だし、女裕よりは平気なんだけど……三船君と加納君は、オバケとか平気なの?」