ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~

正直もう何度もそれはそれは甘く、時には際どく迫られて――――…時々ドキドキでおかしくなる時がある。


でも私が本気で困っていたりすると、それ以上はやって来ない。


嫌がる事はしないという約束ちゃんと守ってくれて、家事も手伝ってくれて……さ。


三船君は、やっぱり優しいのかも……と思って来たこの頃だ。


「そう…ならいいんだ。同居の事初めて聞いた時は心配だったけど、大丈夫そうだね」


私の肯定的な答えを聞いた五十嵐君が、ホッとした様に目を細める。


その五十嵐君の隣で、女裕と笑奈がニヤニヤと口元を上げていた。