紙ヒコーキに想いを乗せて




「ちげえよ。今日は、みんな何かバイトとかあんの。俺だっていつもバイトしてるし」


「えっ!してんの?」


「まあな。」


「意外ー!」


「うるせ」



淳平が働いてるの…見てみたい。



「どこ?ファミレス?コンビニ?」


「……カラオケ」


「へーっ!」



見てみたい!行こうかな!



「…くんなよ?」


「へっ?」



思ってることバレたし!

…まあ、くんなっていわれても行くし。



「もーそろそろ終わらせるか」



淳平が窓の方に目をやったので、あたしも見る。

空は真っ黒。……日が沈むのは早いな~



「じゃ、先下行っとけ。送る」


「え。悪いよ」


「いーから」



優しい淳平の気遣いに、心が暖かくなる。