紙ヒコーキに想いを乗せて




「……ねえ淳平?」


「ん?」



2人で釘を打つ。

淳平はそっちに夢中で、ただ適当に返事をしているようにしか見えない。



「……好きなコ、いるの?」



ボソッと呟いたから、多分淳平には聞こえていないはず。



「…なんだよ、“淳平?”の後は」


「なんでもないっ」


「あっそ」



2人で、釘を打ち続けた。