紙ヒコーキに想いを乗せて




次の日アサイチで学校に行き、教室に入る。



「……」


「お。幸子じゃん」



なんで……なんで淳平がこんな早くにいるの?



「どーしたの?」


「見りゃわかんだろ。文化祭の準備。もう日にち少ないから、とりあえずやっておこうと想って。」



淳平は教室の隅で小道具を作っている。



……もしかして、毎日こんなことしてたの?

みんなのために?



胸の奥からこみ上げてきた愛しさを抑えつつ、淳平の隣に座る。



「…ん?なんだよ」


「手伝う。」


「おー。ありがとな」



久しぶりに淳平の満面の笑みをみる。


お礼言われるのも久しぶり…かも?