紙ヒコーキに想いを乗せて




もーー!
ちゃんとノックしてよ!



「兄ちゃんみーつけた!とっしーーん!」


「ぐえっ」



あたしの部屋で。しかもベッドの上でわちゃわちゃしてる。


まったくもー……



あたしはチラッと机の上にあるピンクの紙を見る。


……よし、書こう。




「ほら、出てってー!」


「えー」


「ほら行くぞ良太」


「ぶーー」



うるさい2人がいなくなって、再び静かな空間が流れる。



コホンと咳払いをしてから、シャーペンを持って書き始めた。