紙ヒコーキに想いを乗せて




すると重田はシャーペンをおいて、あたしの顔をじっと見た。


あたしは少しドキッとしながら見つめ返す。



ギュムッ



「…なにすんのよ」



あたしのほっぺを思いっきり摘んできた。


重田は大爆笑。



「お前、顔にでやすい!」


「…やめてよ」


「そーだ。早くやめなさい」



頭上からの声にゾクッとする。



「先生…」


「机ぴったりくっつけて、机に落書きして、挙げ句の果てにこんなことして。」



机の落書き…というか、会話を読まれようとしたから、慌てて消しゴムで消し出す。

重田も消しゴムで消す。



「消すんだったら、言葉で会話しろ!まったく、お前等は……」



呆れられて、クラスのみんなからの笑いの渦に包まれる。

もーー!!!重田ぁーーー!