紙ヒコーキに想いを乗せて




小夜ちゃんは、あたし達のクラスで一番小さい148センチ。

いつもふわふわしてて、ニコニコしてて、誰に対しても優しいから、守ってあげたくなる女子ナンバーワンとか言われてるのを聞いたことがある。


そんな小夜ちゃんには、彼氏がいた。


でも、つい最近小夜ちゃんから別れを切り出したんだとか。

理由は、……もうみなさん察知の通り、他に好きな人ができたから。



「授業中アイツのことみてんのに、横の女子のこと全然見てなかったの?」



またまた呆れたようにヒナコは言う。



「……もう、この恋終わった…」



小夜ちゃんライバルにしたら誰も勝てないよ。



「まだ脈あるって!作戦考えよ!?」


「うー……」