「お前ら、仲良いな~?」
「せ、先生…」
忘れてた。今は…授業中なんだった!
しかも、よりによって超怖い英語の先生。
「藤森顔赤いなー?重田と何してたんだー?」
「いえ、あの…」
「よーくわかってる。先生は反対はしない。だが、話はちゃんと聞こうな?」
有無を言わせない先生の目が怖くて、あたしはコクリと頷く。
「二人には、後で課題出しとくからな」
え、えぇぇーーーー!!?
最悪だよ…。
重田を見ると、重田の顔は蒼白で、あたし達は顔を見合わせて力なく笑った。
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