「あなたのその、スタイルがいいんです!ゆかりんににてるんです!」

「ゆ、ゆかりん!?」

「魔法少女ゆかりんに!あなたにゆかりんの衣装を着せて、デートとかしたいんです!」

やっぱり
おたくだ…

さっきと性格変わってるし。

しかも変態…

彼は私の腕を離すと、私の体をジロジロと見始めた。

「や、やめてください!変態!お断りです!」

私は走って逃げた。

私の目からはポロポロと涙がこぼれた。

ああ、恥ずかしい。なんでこんなことで泣くのっ!?