そう、俺には…

「百合-ユリ-がいる限り、俺はあいつを愛する。」


「でも、婚約するのだから、別れなさい。」


「俺は、それでも別れないっ!!」


彼女はまた嘲笑うように、「勝手にしなさい。」

と、言った。


でも、
「後悔しても知らないわ」

とは、聞きとれなかった…。