「それにしても
蝶先生って、19歳には
とても思えないわね」


「えー、そんなに
老けてますかぁ?」


「そうじゃなくて
何て言うか、肝が
すわってるというか
怖い者無しのような
オーラが出ているというか」


「アハハ、そうですねー、
かなり濃い生き方を
してきたというか、
まぁ…いろいろ
ありましたからね…」


一同頷きながら

「ただ者じゃないのは
確かだねー」


と言って笑っていた。