「あらまー、これはまた」

「はぁ?何だ貴様…」


「そこのど派手なおばさんっ、出ていけよ」

「ふーん、もっと腐った目をしてるのかと思ったけど…」

そう言った『蝶』の
後ろに回り羽交い締めに
しようとした
キャプテン鏡 彰吾の手を
ひねりあげる『蝶』

「くそー、何しやがんだ
ババァ、離せよ」

「あ ごめーん、私、
喧嘩…じゃなかった
少しだけ武道をかじっ
ちゃってるから ヘヘヘ」


「あのー、今朝赴任され
た新任の先生ですよね?
ここには何の用で?」

冷静で穏やかな感じの
高身長 川上和憲が
『蝶』に聞く。。

「へー、貴方背が高いわね」
ポンポンと体を叩きながら
「貴方…体、かなり鍛え
てるわね」