一生の片思い *短編*

春――――。


私は中学生になった。

あなたのことはまだ好きでした。

叶わない恋だということは

私が一番わかっていた。



――――…だけど



なかなか諦めることもできなかったの。

今日友達と恋バナしててね?

こんなこと言われたんだ。


「告白するかしないかは自由だよ

 でも人間いつどこで何が起きるか

 わからないじゃない?だから

 後悔しないためにも告白はしたほうが

 いいと私は思ってるんだ――…」


「……うん」


「傷つくのは告白してからでも

 遅くはないでしょう?だからとりあえず

 当たって砕けてみるのも悪くないと思う」


その通りだ。

私は……ただ傷つくのが怖くて

逃げていただけなんだ。