「シン様…」 えっーと? こいつ誰かな… 「なに?」 「私目をどうか一度だけ 国に返しては頂けませんか?」 いきなり何を言い出すんだ… 「実は父が先週倒れて まだ幼い弟が国を任されたんです… 私は…少しでも…弟の力になりたくて…」 こいつのいた国はたしか… 内戦が多発してたな… 別に帰ってもらって構わないし…