でもそれに反して出す歌出す歌はヒットチャートに上りいっつも上位をにぎわしていた。

「お願い心はなくさないで」そう女は懇願した。

変わっていく男がどんどん自分から遠い存在になっていくような気がしていた。

「あなた昔の純粋さを取り戻して今のままじゃいい曲はかけない」「このままじゃあなた本当にだめになる」

金が男を変えた・・・・・・・・・・・・・・・・・腐って行った。

朽ち果てるの早かった男の曲は一気にビルボードから落ちて行って1年後には誰もが彼の存在を忘れてた。

そんな彼を栞は見捨てずにいてくれた、「また一からやり直せるわ」「がんばりましょもう一度一から」


そんな栞の言葉に男はただうなだれてうなずくしかなかった。

次の年栞は男の赤ちゃんを孕んだ、男はまだ子供は邪魔になると感じたが生まれてみるとかわ

いいもので、男は栞のうちに行き来するようになった。

子供の顔見たさに会いに行ったただ自分の分身である子供に会えるだけでよかった。

「父親になったんだな俺」

「こういうのも悪くないな」そう思った・・・・・・・・・・・・

昔の純粋な気持ちに戻って行った彼は。