キャー!!!!!! 女子たちの悲鳴のような声。 分かってますとも。 自分でも。 容姿だっていいわけじゃない。 不釣り合いなことくらい分かってる。 だけど私は、好きなんだよ。 ここにいる女子たちより、遥真のこと好きな自信がある。 だから、堂々としてればいいんだ。 さっき伊緒から言われたことが、私を勇気づけた。