「はーい!!乾いたよ」

ドライヤーのスイッチを切って、言った。


「ありがとう!」


すっかり乾いて、気分がいい。


すると、田中くんは私の髪をかきあげて首筋を露わにした。


私を後ろから、抱きしめて首筋に何かを押し当てた。


なんだろ………?


少し痛みが走った。


ん……?何したの?