「べつに、ただ性格悪そうに見えるから。」
我ながら、この言い訳はやな奴全開だ。
「そうかなぁ、唯流姫の方はツンツンしてるから結構遠巻きにされてるけど、真昼くんは明るくていい子だから、男子の中でも人気者なんだよ?女子は言うまでもなく。」
やな奴隠してないだけ唯流のほうがまだいい。
真昼だって家では、すごい皮肉な口調で、敬語まじりにわたしたちをからかう。
「ちょっと素直なとこがかわいい、なんて言われて」
やつの心は折れ曲がっているぞ。
といきなり乙女モードに入ってる蓮に突っ込んでやれないのが妙に悔しい。
「蓮は真昼のファンなわけ?」
尋ねるとやつはニッコリ笑って首を横に振った。
「ううん、観察対象」
……あ、そう
我ながら、この言い訳はやな奴全開だ。
「そうかなぁ、唯流姫の方はツンツンしてるから結構遠巻きにされてるけど、真昼くんは明るくていい子だから、男子の中でも人気者なんだよ?女子は言うまでもなく。」
やな奴隠してないだけ唯流のほうがまだいい。
真昼だって家では、すごい皮肉な口調で、敬語まじりにわたしたちをからかう。
「ちょっと素直なとこがかわいい、なんて言われて」
やつの心は折れ曲がっているぞ。
といきなり乙女モードに入ってる蓮に突っ込んでやれないのが妙に悔しい。
「蓮は真昼のファンなわけ?」
尋ねるとやつはニッコリ笑って首を横に振った。
「ううん、観察対象」
……あ、そう

