次の日の昼飯は、前の日同様、新田のカラ元気が痛かった。


でも、有志も案外楽しそうに話しを合わせてたから、初日よりはずっと空気もやわらかかった。


田城は蓮と楽しそうに話ながら、時折新田の方に視線をちらつかせていた。


新田が勇気を出して話しかけても、総無視なさる田城を見ているのはしんどいものがあったが、いつか、新田がセコイ手を使ってでも田城に許して欲しがってることが、伝わる日が来ると信じたい。


田城の鉄壁、早く崩れろ。


新田のためではなく、昼飯時の平穏のために、新田の謝罪が受け入れられる日が来るといいと切に願う。