好きって伝えたかった…





あたしは、颯ママに言われるがまま、泊まることにした。


「絢ちゃん、ここにバスタオル置いておくわね?」


「あっ…ありがとう!!」


お風呂に浸かりながら、考えるのは颯のこと。


颯の様子がおかしかった。


あたしがいないところでなにかあったのかな。


颯のあんな目、はじめてみた。