だから俺は、
益々、葵に思いを伝えられなくなる。
まあ、
伝える気もないけど…
どうせ「ごめんなさい」って言われるのに、
言ったって無駄だ。
なら、
この葵への思いも無駄?
「あれ?
愛斗…告白された?」
リビングで麦茶を立ち飲みしていたら、
葵がいきなり俺の顔を見つめてきた。
「なッ…なに?」
緊張しながら聞いてみると、
葵は思いもよらないことを口にした。
「愛斗、告白された?」
“?"がついているけど、
葵は確信をついてるって顔をしている。
“女の感は怖い!!"
兄貴が中3の時、
突然俺の部屋に入ってきて、
乱れた呼吸を調えながら「女の感は怖い!!」
だけ言い残して…
部屋を出ていったことがあったっけ…?
益々、葵に思いを伝えられなくなる。
まあ、
伝える気もないけど…
どうせ「ごめんなさい」って言われるのに、
言ったって無駄だ。
なら、
この葵への思いも無駄?
「あれ?
愛斗…告白された?」
リビングで麦茶を立ち飲みしていたら、
葵がいきなり俺の顔を見つめてきた。
「なッ…なに?」
緊張しながら聞いてみると、
葵は思いもよらないことを口にした。
「愛斗、告白された?」
“?"がついているけど、
葵は確信をついてるって顔をしている。
“女の感は怖い!!"
兄貴が中3の時、
突然俺の部屋に入ってきて、
乱れた呼吸を調えながら「女の感は怖い!!」
だけ言い残して…
部屋を出ていったことがあったっけ…?

