日和には一年のときから付き合ってる増田くんがいる…
確実に、日和の発する言葉は、大人っぽくなったけど、話の内容は、空…いわゆる、増田くんで染まった…

私が…まさのことを…?

なんて考えてるうちに、昼休みが終わった…

五時間目…英語だ~嫌いなんだよな~
どうせ、日和の言葉で集中できないし、寝ちゃえっ!!

そう思い目をつぶったその時。
つん、つんっ
んっ?!いま背中をつつかれたような…
そんな気がして後ろを向いた…

すると、後ろの席の小田くんが「ん。」
と小さく折り畳んである紙を渡してきた…

そこには、まさの字が書かれていた。
[由梨花、英語苦手だろ?
寝てる暇、あるの?俺は教えないよ♪
由梨花、バカになってほしくないし(笑)]

と、書いてあった…

あのバカっ!!
一人で断言した。
ありえないっ!私がまさを好きだなんて!絶対にありえないっ!

私はまさの方を向き、ベーッダ!!と舌を出した…

まさは、クスリと笑った…