昼休み…
私は斜め右前の日和に助けを求めた…
「日和!ひ~よ~り~(泣)」
「?!どうしたの?」
「なんかね、なんかね、なんかね…」
「落ち着け~(笑)なに?どうしたの?どうせ、石田のことでしょ(笑)」
「そうなのっ!てか、日和超能力?」
わかってた…超能力とかじゃなく、相談する内容の七割はまさの話だから…
「んで、どうしたの?ついに、石田に心を奪われたっ?!(笑)」
いつもそう話す日和…
そんなこと、あるわけないよ…だって、恋なんてしたことないもんっ!
「あはっ!ない、ない」
「そうじゃなくて、なんか変なの…私」
苦笑いしてしまった…
「何が変なの?生理がこないとか?(笑)」
「もうっ!ふざけないでよ!!
まさが、女の子に囲まれてるのみたら、モヤモヤするの…変だよね…」
そう…モヤモヤして、胸がチクチクする。
病気かな…こんなに健康なのに…
そういや…まさは、昔から熱やら盲腸やら体が弱いんだよね~
なんて、いつのまにか、まさのことばかり考えていた…