私はまさの言葉の意味がわからなかった。
何を言っているの?
私はまさと、いられたら幸せだよ?

変なまさ…何を隠してるの?
私は。。。まさが秘密を作ってることぐらい分かるよ。

帰り道…いつも通り、まさと帰る。
だけど、心がふわふわしてるような…
だってね、いま私…まさと手を繋いでるんだよ。まさの手は、温かくて優しかった。
まさの心が全部つまってるかのような…

まわりの女子の視線がいたい。
まさ…まさは、モテモテなんだよ、分かってる?

・・・・・・きっと、まさは分かってる。
だけど、私が泣かないように、気にしてるんだ。まさ…そんなとこまで、優しいんだね。

家についた。私は思いきって、まさに言った。

「まさっ!!今日…お買い物、一緒に来て?」

いつものまさなら、上機嫌についてきてくれた。でも。。。

「ごめんっ!!由梨花…
今日さ、いとこの家に行かなきゃいけないから…明後日、行こう!!っね?」

「う、うん…」

私はあからさまにヘコんでしまった。