すべての愛を…君だけに…

〈まさ〉

由梨花、きっと俺の好きな人…松田さんだと思ってるんだろうな…

ごめんな…由梨花…
大好きだよ…

「んで、話ってなに?どうせ、由梨花のことでしょ?」

「そうですけど、何か?」

「別に。
率直に聞くけどさ~石田って、由梨花のこと好きなんでしょ?
なんで、告白しないの?
なんで、付き合わないの?」

そうですね。好きだよ。
大好きだよ…
でも、ダメなんだよ…俺じゃ…

「…そうだね。好きだよ。
告白だって…したいよ…
由梨花を彼女にして、みんなに自慢したいくらいだやよ。」

「じゃぁ、なんでっ?」

「俺…もうすぐいなくなるんだ。
俺がからだ弱いの由梨花から、聞いてる?」

「う、うん…」

やっぱり。由梨花はおしゃべりだな~

「がん…余命宣告されちゃった…
だから、告白は。できない。
ずっと、ずっと、前から好きだった…
気持ち伝えて由梨花を俺のにしたかった…
でも、俺はずっと、一緒にいることができない。だから、そばにいようって決めたんだ。」

そう…俺は君を守ることができない。

「いやだよ。どうせ、由梨花が石田のこと嫌いになるように仕向けろなんて、いうんでしょ…
いくら、同情してやりたくても、私は
あくまでも由梨花の味方だから。
由梨花の恋を応援するよ。」

「そう…じゃぁ、このことは由梨花には言わないでね。」

「もちろん!
あ、あと、由梨花はあんたの本当の気持ちが知りたいんじゃないの?
残りの時間を決めつけるより、今ある時間を大切にしなよ。
由梨花きっと、少しでもあんたに、いてほしいはずだから‥‥‥」


変なやつ…